Engineering
豊富な経験を活かした 最適な『設計』
お客様のニーズに沿ってどれだけ質の高い炉壁を設計できるか。不定形耐火物製品の力を最大限に発揮するには、どのような設計、施工が適切か。この課題に対し、これまでの豊富なプロジェクト経験から蓄積されたデータやノウハウを活かして、現場に即した炉壁構造を提案。近年は、FEM（Finite Element Method＝有限要素法）解析の導入も進めています。新規プロジェクトでも、補修案件においても、お客様の設備や操業の状況に最も適した炉壁を設計します。
設計した炉壁が、お客様にご満足いただけるよう適切に施工されているか、専門知識を持った担当者が検証します。そのために、当社では米国石油協会の耐火物検査員の資格API936を多数の社員が取得しています。
プライジェットAD工法、ニードガン400などプライブリコ独自の工法や吹付機械を開発。また吹付け施工において、従来は難しかった添加水量を測定する水量管理装置プライウォッチャー、ライニングを強固に保持できる炉壁支持材タコアンカー、タコアンカーALや炉壁の内部組織を定量的に評価する非破壊検査手法など新技術の開発にも着手しています。
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Production
設備や操業にマッチした 不定形耐火物の『生産』
1954年に日本に初めて不定形耐火物を導入して以来、幅広い分野のお客様のご要望に合わせて、多種多様な不定形耐火物製品をお届けしています。耐火物の原料は、厳しい基準に基づいて検査を行い、トレーサビリティも実施。その厳選した原料を用いて、安定した品質の製品をオーダーメイドで作り続けています。効率的な生産工程と短納期にも対応できる体制を整えているため、お急ぎのご注文にもスピーディに対応が可能です。
窯炉の種類、設備、操業温度に適した耐火原料を組み合わせ、様々なニーズに合わせた高品質な耐火物製品を開発しています。自社で設計と工事を行っているため現場の状況を熟知しており、施工性と耐用性に優れた製品の開発が可能です。研究員は常に現場に足を運んでお客様と接し、ご要望に即したより良い製品を絶えず追求しています。
製品の開発時には、吹付、ポンプ圧送等の大規模施工試験を実施。施工を行う現場の状況に極力近い規模、設備、環境で実験を行い、施工性や硬化性を確認することでお客様に安心をお届けします。
Procurement
独自のネットワークを 活かした 副資材の『調達』
アンカー、レンガ、セラミックファイバーなど不定形耐火物の工事に付随する様々な副資材を、独自のルートを通じて調達。工事に必要な副資材を物流も含めて一括して手配することで、お客様の手間を大幅に軽減します。自社に副資材物流倉庫を持っており、柔軟かつスピーディな対応が可能です。また、アジア、欧米のビジネスパートナーとの連携により、品質と価格のバランスがとれた競争力の高い副資材の調達ルートを確立し、安定供給を実現しています。
セラミックファイバーブランケット
セラミックファイバ－モジュール
KBRタイプ ドームレンガ
ヘックスメッシュ
耐火レンガ
耐酸レンガ
メタルアンカー
タイルアンカー
Construction Furnace
蓄積したノウハウと 地道な安全取組みで 質の高い『工事』
国内外の現場管理は、着工から完了まで安全マニュアルを遵守して遂行。幹部社員による安全パトロールも随時実施しています。また、日本でいち早くフルハーネス安全帯を標準化するなど、より高い安全性を追求しています。労働安全衛生マネジメントシステムOHSASを認証取得。協力会社安全衛生協議会を開催し、工事協力会社と連携した安全取組みを進めています。
工事部各グループが現場監督をサポート。また、ベテラン社員が現場を巡回して若手現場監督をOJT指導しています。想定外の事態が発生しても、技術部、研究部が現場に駆けつけて問題解決。AGCプライブリコは、豊富な経験と組織力で質の高い工事を遂行します。現場監督が一同に会し、ノウハウを共有する監督研修も実施しています。
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