工法紹介

高い施工性と強度を生み出すプライブリコの独自の工法

AGCプライブリコでは、施工性を高め、炉壁の強度を高められるような独自工法の開発にも力を注いでいます。これにより材質上は最適とされながら従来は施工に難ありとされていた材料でも、その性能を引き出し、実用化することに成功しています。

ハイレート工法(プラスチック耐火物の吹付工法)

ハイレート工法は吹付け施工用に開発されたハイレート(吹付けプラスチック耐火物)を吹付け施工するプライブリコ独自の工法です。
従来のプラスチック耐火物打ち込み工法に比べて数倍の速さで施工でき、しかも複雑な形状のプラスチック耐火物壁を容易に施工できます。材質的にはプラスチック耐火物が適していたにもかかわらず、従来は施工性の面からキャスタブル耐火物が使用されていた炉壁にも、プラスチック耐火物が有効に使用できるため、炉壁の寿命を大幅に伸ばすことができるようになりました。

適用事例

■連続加熱炉に

連続加熱炉に 連続加熱炉に

■都市型塵芥焼却炉に

都市型塵芥焼却炉に 都市型塵芥焼却炉に

その他の装置に

■セメントプラント(プレヒーター、クーラー) ■点火炉 ■各種工業炉

PET工法(キャスタブル耐火物の湿式吹付工法)

PET工法はAGCプライブリコが誇る湿式吹付け工法であり、現在当社で最も利用されている工法です。乾式吹付け施工に比べ充填密度が高く、強固な炉壁を構築できるため、さまざまな設備で使用されています。
PET工法はウェット状に完全混練した湿式吹付け用キャスタブル耐火物(ペットガン)を吹付機(ニードガン)で空気圧送し、ノズル部の直前で空気圧送された急結剤と混合させて吹付け施工する工法です。ノズルから噴出した材料は、壁に吹き付けると急結剤の凝集作用によって瞬時に保形し、炉壁を構築します。

【施工例 1】角袖ダクト天井部

【施工例 1】角袖ダクト天井部 【施工例 1】角袖ダクト天井部 【施工例 1】角袖ダクト天井部

【施工例 2】クーラー側壁

【施工例 2】クーラー側壁 【施工例 2】クーラー側壁部 【施工例 2】クーラー側壁

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