特殊キャスタブル

耐酸キャスタブル耐火物
THERVEK ARシリーズ

AGCプライブリコの耐酸キャスタブル、ARシリーズ

THERVEK AR
  • ARシリーズは、厳選された耐火骨材と、用途に応じた結合剤を組み合わせた粉末状製品です。
  • 流込、コテ塗り、乾式吹付で施工します。
  • 常温で48時間以内に所定の強度が得られます。
特徴
  • 不定形耐火物の結合剤として一般的に使われるアルミナセメントは、耐酸性に劣るため強酸に曝される用途では使用できません。
  • AR900は、耐酸性に優れた化学結合(水ガラス)キャスタブル耐火物です。
  • AR800は、結合剤に特殊アルミナセメントを用いることで、耐酸性、耐アルカリ性いずれにも優れた性能を発揮します。
  • AR500は、耐酸性に優れた特殊セメントを結合剤に用いています。

耐摩耗キャスタブル耐火物
THERVEK ABR

FCCの触媒摩耗部に、AGCプライブリコの耐摩耗キャスタブル

THERVEK ABR
  • 厳選された耐火骨材、軽量骨材、特殊結合剤から成る粉末状製品です。
  • 振動流込、フリーフロー流込、乾式吹付の品揃えがあります。
  • 常温で24時間以内に所定の強度が得られます。
特徴
  • FCC(石油精製装置)では、炉内を循環する触媒により激しい摩耗を受けるため耐摩耗性が要求される一方、炉殻保護のため断熱性が要求されます。耐摩耗キャスタブル・ABRは、耐摩耗性と断熱性という相反する性能を両立させた不定形耐火物です。

耐摩耗プラスチック耐火物
THERVEK CYMIX

FCCの触媒摩耗部に、AGCプライブリコの耐摩耗プラスチック

THERVEK CYMIX
  • 厳選された耐火骨材と特殊燐酸結合剤から成る粉末状製品です。
  • 水を添加してミキサーで混練し、エアランマーで打込みします。CYMIXは混練水量を増やすことでハンドパック施工も可能です。
  • 常温で24時間以内に所定の強度が得られます。更に加熱すると燐酸の縮合反応が起き、極めて高強度な施工体になります。
特徴
  • FCC(石油精製装置)のサイクロン部は触媒による摩耗が特に激しく、高い耐摩耗性が要求されます。
    CYMIXは、このような場所に最適な耐摩耗プラスチック耐火物です。

その他の不定形耐火物
THERVEK PX-BD

高強度目地充填材・接着剤

  • PX-BDは、耐火骨材と水ガラス結合剤からなり、ビニールチューブ、コーキングチューブ、またはペール缶に入ったペースト状製品です。
  • PX-BDは、高強度目地充填材・接着剤です。
    ・開いたレンガ目地にチューブを挿入しPX-BDを充填すれば目地を塞ぐことができます。
    ・パッチング補修を行う時、PX-BDをコテなどで母材表面に薄くコーティングして下地処理すると、母材とパッチング補修材の接着強度が増し、補修効果が高まります。
  • 500℃以上に加熱することで化学結合が起こり、高い強度を発現します(加熱硬化)。

その他の不定形耐火物
THERVEK PX-CO

AGCプライブリコのコーティング耐火物

  • PX-COは、耐火骨材と特殊結合剤からなる粉末状製品です。
  • 水または専用液を加えてミキサーで混練し、コテやハケなどで炉壁表面、メタル表面にコーティングします。
特徴
  • PX-CO1700(2P)は、高耐食、高強度のコーティング材で、焼却炉炉壁に塗ることで耐用を延命します。
  • PX-CO1100は、弾性を有する耐衝撃摩耗コーティング材で、FCCの摩耗部に塗ることで耐摩耗性を向上させます。
  • PX-CO900は、金属表面に塗る耐酸コーティング材です。

その他の不定形耐火物
THERVEK PX-IJ

AGCプライブリコの圧入耐火物

  • PX-IJは、厳選された耐火骨材と水ガラス結合剤からなる粉末状製品です。
  • 水を加えてミキサーで混練し、圧入施工します。熱間圧入施工も可能です。
  • 操業中の熱で加熱されることにより化学結合が起こり硬化します(加熱硬化)。
特徴
  • 窯炉の局部的ホットスポットを圧入により補修します。
  • PX-IJ1600は、高炉補修用圧入材です。

その他の不定形耐火物
THERVEK PX-DM

AGCプライブリコの加熱硬化性モルタル

  • PX-DMは、アルミナ質、アルミナ- シリカ質結合レンガの目地モルタルで、厳選された耐火骨材と水ガラス剤からなる粉末状製品です。
  • 水を加えてミキサーで混練し、コテ塗り施工します。
  • 加熱すると化学結合が起こり硬化します(加熱硬化)。
特徴
  • 耐火度30~40の製品があり、耐火レンガの品質に合わせて使用します。

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