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お知らせ2019/01/07

AGCプライブリコ教育センターが完成

AGCプライブリコでは、近年益々大きくなる工事安全・品質に対するお客様のご期待に応え るため、工事関係者の訓練施設『AGCプライブリコ教育センター』の設置を進めておりましたが、このほど完成し、12月13日に竣工式を執り行いました。
『教育センター』は岐阜県恵那市にある機材センターに併設し、講義室、教材、各種体験装置を備えています。特に、安全に関する危険体感装置を充実させました。その概要をご紹介します。

         

                                                      

                             『教育センター』危険体感装置

■高所作業バーチャルリアリティ危険体感装置
足場の開口部を無理に跨ごうとしたり、手摺に寄り掛かったりすると、実にリアルに墜落します。墜落中の体験者は恐怖のあまり立っていられません。
   

        



■フォークリフト運転バーチャルリアリティ危険体感装置
死角に人が居たり、人が急に飛び出して来たりして、私も人を轢いてしまいました。事故を防ぐには歩車分離しかないということが身に染みて理解できるはずです。

  
       



■ブレーカーはつり作業危険体感装置
全体重を掛けて硬い耐火物をはつっていると突然刃先が滑ってバランスを崩し、指を骨折する・・・良くある災害です。この装置は社員が試行錯誤の末、独自に作り上げました。世界で唯一の効果的体感装置と自負しています。

  
   



■高圧エアホース暴れ再現装置
高圧エアホースが外れるとホースが激しく暴れます。この再現装置では、①安全対策なし、
②ウィップチェック(暴れ防止用のワイヤ)装着、③ウィップチェックとホースガード(圧が急上昇するとエアを絞る装置)装着の3種類のホース暴れ状態が再現できます。一般的に行われているウィップチェック装着では暴れを止めるができません。当社の作業標準はウィップチェックとホースガードを併用することとしています。

  
   

■AGCプライブリコ標準足場
当社が作業標準で定める正しい足場、正しい安全帯の使い方などを学ぶ設備です。
  
 
   

この他にも、ベルトコンベア巻き込まれ再現装置、玉掛け作業危険体感装置、グラインダ暴れ・弾かれ体感装置、感電体感装置なども装備しています。


また、品質関係では、不定形耐火物の吹付施工、打込施工、レンガ築炉作業、はつり作業などの訓練設備を揃えました。
すでに社内教育への活用を開始していますが、教材の充実や体感装置の若干の改良などを行い、2019年下期からは当社の協力会社など、外部の皆様にも『教育センター』を開放してゆく計画です。
『教育センター』を活用し、当社の工事安全・品質レベルを一層強化してまいります。


   


【記:坂本(当社経営顧問)】

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